退職交渉は転職活動最大の難関!?
看護師さんの転職でよく聞かれる尾が、「退職は新しいところへ入職するよりも大変」という話です。
看護師不足の病院も多く強烈な引止めにあうことが予想されます、そんな場合でも気持ちよく円満に退職するためにしっかり事前準備を行って挑みましょう。
退職までの流れ(スムーズな退職への7ステップ)
1.就業規則の確認と家族の同意
事前に動き出すタイミングを計りましょう。
法律では「退職日の14日前までに退職の意思を伝える」定められていますが、実際はもっと前、最低でも一ヶ月前から伝えておかないともめる上、とてもやめにくくなる可能性があります。
「退職日の○ヶ月以上前」「退職予定者は毎年夏場の面談で申し出ること」といった独自の就業規則を用意している病院もあるため、まずは病院側の規則を確認してから動きだすタイミングを計りましょう。
家族へも転職することは早めに伝えておきましょう。
2.退職の意思表示、上司面談
「あくまでも相談ベース」で反発を減らそう
就業規則に反していなければまずは直属の上司や看護師長に退職したい旨を口頭で伝えます。
その後、勤務先にもよりますが、看護部長との面談を経て事務長面談へと進むのが一般的です。
ポイントは、見方を作ることです。まずは一番かかわりのあった直属の上司にソフトに相談を持ちかけてみるとよいでしょう、間違ってもいきなり退職願を突きつけたりしないようにしてください。
3.退職日の決定、引継ぎ計画の相談
あくまで協力的な態度が◎
退職に関する決まりごとが就業規則にある場合はよほどの事情がない限りはそれに従いましょう。
特に定められていない場合も、引継ぎや職場への配慮、シフトの津行から多少余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
「最低でも一ヶ月くらい前までには退職の意思を伝えるという看護師さんが多いようです。
4.退職願の作成、提出(退職日の一ヶ月前が理想)
退職日決定後速やかに上司へ直接手渡しで
退職日(あるいは退職希望日)が決まったら、速やかに退職願を作成しましょう。提出の際は上司への直接手渡しが原則です、机に置いたり誰かに頼んだりするのはマナー違反です。
相手ができるだけ忙しくなさそうなときに手渡したほうが印象を損なわずにすみます。
5.後任者への引継ぎ
職場に不安を残さない
あなただけが行っていた業務や委員会があり、後任の人に引き継ぐ際は相手に少しでも不安を与えないようにすることが大切です。
マニュアルを作成して渡しておくなど念には念を入れましょう。
中途半端な引継ぎをするとやめてからも電話で確認される可能性があります。
6.荷物の整理、備品の返却
漏れをなくしてトラブル回避
大々的に片付け始めるのは早くても前日から、一般的には最終日に周りの様子を伺いながら片付けるのがマナーです。一日ではとてもおわらなそう・・・という場合は、一週間前くらいからひっそりとはじめておくとよいでしょう。
退職に当たり絶対に返却しなければいけないものや次の職場に入るにあたり受け取らなければいけないものがありますので、返却・受け取り忘れで次の職場に迷惑がかからないようにしましょう。
7.退職