看護師転職テクニック 病院見学のポイント7つ

看護師転職テクニック 病院見学のポイント7つ

看護師の転職で「気になること」をクリアにするのが見学の目的、見ていて更に気になることが出てきてしまった時はなんでも担当者に質問してみましょう。

よほどのことでないかぎり相手もしっかり答えてくれるはずです。

ただし、実際の残業時間に関する質問は、看護部長や事務長、人事よりもサービス残業の実態まで把握している現場の看護師の師長や主任クラスに聞くこと。「看護師長さんと少しお話してもいいですか?」とお願いして、現場の人他日ぶっちゃけた話を聞いてみるといいでしょう。

下記に7つのポイントとプラスして気になったことはどんどん質問しましょう。

・院内の動線
ストレッチャーの使用を想定しつつ、ベッドの間隔や廊下の広さをチェック。例えばオペ室からICUから病室の距離など、働きやすい動線ができているかを見ておきましょう。動線次第では体に掛かる負担が倍増、念入りにシュミレーションして下さい。
・電子カルテの接続方法
最初から電子カルテを導入している新しい病院は無線LAN完備がほとんどですが、紙カルテから電子カルテに切り替わった病院ではLANケーブルに端末を繋がないとカルテ記入できない場合があります。端末を持ち運び、どこででも入力できることが電子カルテのメリット、病室で記入できる環境下、パソコンの台数は足りているかしっかり確認を。
・設備
比較的新しい病院に慣れている場合は、設備が古い病院に転職した際、業務しにくいと感じる可能性があります。いつ立てられたのか、築年数の確認を、リフォームや改装された病院も見た目が新しいと思って安心せず動線や設備のチェックを入念に。
・看護師さんの忙しさ
ナースステーションで待機中の看護師の数や、定時後に残っている日勤者の数から、職場の忙しさを類推しましょう。ちなみに見学中にニッコリ挨拶してくれる職場は看護師に余裕が有ることが多いです。
・衛生面
ケアをおろそかにする病院や衛生配慮が行き届いていない病院はおむつ交換時以外でも匂いが。見学中は臭覚も働かせて下さい。オペ室を見せてもらうのであれば、外から中央材料室を除き、器具の滅菌処理をチェックしてみるのも手です。
・既婚率、中途率、ママさんナース率
お子さんがいる場合は既婚者やママさんナースが多い職場を選んだほうが、周りの理解を得やすいでしょう。また、中途で入職sるうことを考えると中途の看護師がいる職場の方が居心地はよいでしょう。
・患者さんの重症度
慢性期希望の人は、寝たきり・人工呼吸器・経管栄養の患者さんの割合をチェック。基本的に病室へ立ち入ることはできないため、確認は廊下からそっと行いましょう。もしナースステーションに入れたらそこにある警官の数から推測するのも手です。